３クラスで優勝を達成　札幌あいの里高支サッカー部　道チャレンジドフットサル大会

（学校 2023-03-10付）

トロフィーを前にガッツポーズで笑顔を見せる部員

　札幌あいの里高等支援学校（西牧孝徳校長）サッカー部は、１月下旬に開催された第２２回北海道チャレンジドフットサル大会でフリークラス、フレンドリークラス、社会人フレンドリークラスで優勝し、見事３冠を達成した。キャプテンの村上結夢さん（３年）は「優勝することができて、とてもうれしい」と喜びを表した。

　大会は、フットサルを通じ、地域社会でオープンな活動をすることを生きがい・目標・人とのつながりの場とし、一人ひとりの自立と社会参加の可能性を高め、交流を深めることを目的としている。障がい者スポーツ活動に対する社会一般の理解と認識を拡大しているもの。

　各リーグ８チームが出場。同部は部員１３人のほか、卒業生らが参加した。日々練習を積み重ね成果を試すチーム編制のフリークラス、レクリエーション的要素を含むチーム編制のフレンドリークラス、社会人部門フレンドリークラスの３部門を制し、見事３冠に輝いた。

　部員たちは練習時、ボールを思うようにコントロールすることを意識。部員同士で「前！」などと声をかけながら練習している。

　顧問の笹本大輔教諭は「生徒たちは日々の練習を継続することで、できる動きが増えていった。あいの里らしいサッカーができたと感じる」と笑顔を見せた。

　キャプテンの村上さんは「いつもパスや声かけを意識して練習している。優勝することができて、とてもうれしい」と喜びを表した。

(学校 2023-03-10付)