防犯ブザー寄贈受ける　美唄市教委　岸本組から

（市町村 2023-03-30付）

石塚教育長（右）が防犯ブザーを受け取った

　【岩見沢発】美唄市教委は２３日、市内の建設企業・（株）岸本組から市内新入学児童への防犯ブザーの寄贈を受けた。同社が行う地域貢献活動の一環で、１７回目の支援。石塚信彦教育長は、長年にわたる取組に対し「子どもたちの安全・安心のため、とてもありがたい」と感謝の言葉を述べた。

　同社による防犯ブザーの寄贈は「新入学児童の登下校を中心とした安全・安心の確保に役立ててほしい」との思いによるもの。平成１９年から継続しており、ことし用意した防犯ブザーは１０５個で、総数は２４００個以上に上る。

　当日は坂下修一専務らが市教委を訪問。石塚教育長に防犯ブザーを贈った。坂下専務は「防犯ブザーは使わないことが理想だが、身に付けていることに意味がある。今後も寄贈を続けていき、児童の安全・安心に役立てていきたい」と話した。

　石塚教育長は「市教委としても、子どもの安全を確保しなければならない。安全・安心のため、防犯ブザーを寄贈していただきとてもありがたい」と謝意を示した。

(市町村 2023-03-30付)