５年度新採教職員辞令交付式　大切にされている　感じる教育を　札幌市教委　３５０人が一歩

（札幌市 2023-04-04付）

　札幌市教委は３日、市立札幌大通高校で５年度新規採用教職員に対する辞令交付式を執り行った。檜田英樹教育長が「子ども一人ひとりが大切にされていると感じる教育を」と訓示。４月から市立学校などで働く３５０人が教職員としての一歩を踏み出した。

　辞令交付式には、新規採用教職員３４１人が出席した。

　はじめに、檜田教育長が辞令交付を行い、代表して市立北九条小学校に赴任する布施大志教諭が受け取った。

　檜田教育長は「子ども一人ひとりが大切にされていると感じる教育や、安心して通える学校づくりをお願いする。子どもたちへの深い愛情と教育への情熱をいつまでも忘れずに取り組んでほしい」と述べた。

　服務の宣誓では、市立柏丘中学校に赴任する太田美夕教諭が「教育を通じ全体に奉仕すべき責務を深く自覚し、教育に従事する公務員として誠実かつ公正に職務を執行することを誓う」と力強く宣言した＝写真＝。

　市教委によると、５年度の新規採用者数は全校種を合わせて３５０人。前年度比４４人増となった。内訳は小学校１７４人、中学校１３１人、義務教育学校１人、中等教育学校５人、高校１６人、特別支援学校７人、幼稚園２人、学校事務職員１４人。

(札幌市 2023-04-04付)