札幌大通高　プレゼン大会　学びの成果を披露　生徒や教員、地域関係者ら

（札幌市 2023-04-04付）

　市立札幌大通高校（池田吉利校長）は３月２２、２３日の２日間、同校で第１５回プレゼンテーション大会を開催した＝写真＝。生徒、教員、地域関係者らが参加し、同校の教育活動の中で得た様々な学びの成果を披露した。

　同校は、多様な背景を持つ１０００人超の生徒たちが在籍しており、教職員や社会の様々な人々と共に学んでいる。

　プレゼンテーション大会は、同校の学びに携わる人々が１年間取り組んできた学びの成果を発表し、共有し、励まし合う場として開校以来継続している伝統行事。

　生徒のみならず、教員、卒業生、地域関係者ら多数がエントリー。プレゼンテーション、パフォーマンス、作品展示など様々な形で各教科、部局活動などにおける学びの成果を披露した。

　うち２日目は生徒会長の名達諒さん（３年・当時）が様々な活動の中で気付いた大通高の魅力と自身の成長について発表。

　キャリア探究、総合実践、生徒会など多くの経験を通して「探究学習が活発」「様々な人と協働できる」などの学校の魅力を伝えた。

　活動の原動力として「自分に合っているか、合っていないかよりも、やりたいことがあればどんどん挑戦することが大事」と強調。挑戦するきっかけとして、声をかけてくれた教員がいたことから「自分もきっかけを与えることのできる存在になりたい」と話した。

　また、２年生のインターンシップ報告では、生徒たちが「アルバイトで接客業をしているので、今回の経験を生かしたい」「人と話すときに何を意識すればいいのかを学ぶことができた」などの成果を報告した。

(札幌市 2023-04-04付)