道教育大と教育出版が連携協定　デジタルコンテンツ　新たな学びへ　教員養成や研修ＰＧ開発など

（学校 2023-04-05付）

協定書を手にする蛇穴学長と伊東社長（右）

　道教育大学は３月２４日、教育出版㈱（東京）と連携に関する協定を締結した。同社の伊東千尋代表取締役社長と蛇穴治夫学長が協定書に署名。両者は今後、デジタル教科書・教材を活用した教員養成の高度化をはじめ多面的な連携を進めていく。

　協定は、両者が連携・協力して教員養成の質的向上、現職教員の資質向上、学校教育の充実発展などに寄与することを目的。

　締結式は、道教育大札幌校で行われ、署名後に伊東社長が「デジタルコンテンツを中心とした新たな学びの仕組みを開発するとともに、道教育大の教員養成と学校教育の充実発展に資する取組を推進していきたい」と力を込めた。

　道教育大の蛇穴学長は「個別最適な学びと協働的な学びの実現のため、デジタル教科書・教材を学校現場で有効に活用できる教師を育てていくことは日本の教育界において意義のあることであり、連携を密にして取り組んでいきたい」と述べた。

　この協定締結によって道教育大と教育出版は、デジタル教科書・教材を活用した教員養成の高度化に取り組むとともに、学校規模の縮小化に対応した教育の研究開発、現職教員の資質向上に資する研修プログラムの開発・支援など、双方の資源を有効に活用しながら取組を推進することとしている。

(学校 2023-04-05付)