札幌市教委　雪かきチョボラ結果　学校賞　篠路小など４校　プロスポネット賞は３団体

（札幌市 2023-04-17付）

　札幌市教委は、４年度雪かきチョボラ・雪遊びチャレンジの結果をまとめた。学校賞には篠路小学校など４校、プロスポネット賞には宮の森中学校有志ボランティアなど３団体が選ばれた。１９日の太平南小学校を皮切りに、学校賞受賞校で順次表彰式を挙行する。

　札幌らしい特色ある学校教育のテーマの一つ「雪」に関する取組として、市教委は市建設局雪対策室と連携して平成２５年度から「雪かき汗かきチャレンジ」を開始。令和元年度からは、名称を「雪かきチョボラ・雪遊びチャレンジ」に変更して実施している。

　学年ごとに設けられたチャレンジ時間以上の雪かきを期間内に１０回以上行うことでゴール達成者として認定。児童生徒が雪に親しみながら体を動かす習慣を身に付けるとともに、公共のために役立つ活動に主体的に取り組む意識の醸成を図っている。

　本年度の報告児童生徒数は１万４８０４人。

　小学４～６年生、中学校、中等教育学校、高校対象の雪かきチョボラでは、３１７３人が目標に到達。小学１～３年生対象の雪遊びチャレンジの目標到達者数は１万１６３１人だった。

　有志グループなどによるボランティア除雪には、９グループ１６２人が取り組んだ。

　各受賞校・団体と概要はつぎのとおり。

▼学校賞

▽篠路小＝到達率４６・３８％

▽太平南小＝到達率４５・０９％

▽南の沢小＝到達率３９・９１％

▽簾舞中＝到達率５７・６９％

▼プロスポネット賞

▽宮の森中有志ボランティア

　コロナ禍で３年ぶりに活動を復活し、ボランティアを募集して除雪活動を実施した。３３人の有志で、学校付近の通学路の除雪を行った。

▽羊丘中野球部

　昨年１２月からことし２月までの間、１３人の野球部員で各家庭付近の地域除雪を行った。また、中学校に隣接している保育園前の道路の除雪も行った。

▽北野中有志ボランティア

　北野地区福祉のまち推進センターからの声かけによって、中学生除雪ボランティアに参加している。２５年以上続いている取組であり、２１人の有志が参加登録して、積雪の多い日の登校時や放課後に、地域の高齢者宅の除雪を行った。

(札幌市 2023-04-17付)