経営者団体に感謝状　札幌市　災害遺児基金寄付で

（札幌市 2023-04-17付）

感謝状を手にする田中委員長（中央）

　札幌市子ども未来局は３月中旬、同局で災害遺児基金への寄付に対する感謝状贈呈式を執り行った。山本健晴子ども未来局長が、一般社団法人道中小企業家同友会札幌支部未知の会の田中康一レクレーション委員長に感謝状を贈呈した。

　災害遺児基金は、事故や災害で親を失った遺児に将来の希望を与え、健全な育成と福祉の増進を図ることが目的。本年度は、直接寄付とふるさと納税を利用した個人寄付を合わせて約１億４００万円が集まった。

　同団体は、これまでも子ども食堂への寄付などを行っていた。今回、災害遺児基金の存在を知り、子どもたちの助けになればと初めて基金に寄付することとした。趣旨に賛同した会員各社から集まった５万９７７２円を寄付した。

　当日、田中委員長と代表世話人の山本耕司氏が同局を訪れ、感謝状を受け取った。

　田中委員長は「今回の寄付がきっかけで、様々な子ども支援事業があることを知った。今後も子どもたちへの支援や寄付を続けたい」と話した。

　山本局長は「引き続き、子どもたちへの支援活動をお願いしたい」と謝意を示した。

(札幌市 2023-04-17付)