星槎もみじ中が入学式　大きく成長する３年間に　期待胸に４３人が門くぐる

（学校 2023-04-19付）

星槎もみじ中学校入学式

　学校法人国際学園が運営する星槎もみじ中学校（澤口文裕校長）は１５日、星槎札幌もみじキャンパスで第１０回入学式を挙行した。保護者や在校生、来賓、教職員が見守る中、４３人の新入生が期待に胸を膨らませ、学校生活をスタートさせた＝写真＝。

　入学式では、新１年生４３人が保護者や在校生の大きな拍手に包まれながら入場。澤口校長が入学許可を宣言した。

　澤口校長は式辞で、生徒たちとの新しい出会いに謝意を示すとともに、新１年生に対して「個性を磨き、才能を伸ばす」をテーマに説示。①感謝の心②凡事徹底―の２点を挙げ「時代が変わっても失ってはいけないものとして胸に留めてほしい」と呼びかけた。生徒一人ひとりの得意や個性を磨き、才能を引き出しながら「全道で一番成長するよう３年間を大切に過ごして」と激励した。

　保護者に対して、教職員が一丸となって生徒に寄り添いながら教育活動を展開することを伝え「子どものことで悩むこともあるだろう。そのときは子どもたちの成長と受け止め、共に見守っていこう」と述べた。

　在校生代表であいさつに立った３年生は「人を認める」「人を排除しない」「仲間をつくる」の３つの約束のもと、２年間で大きく成長した自身を振り返った。その上で「学校生活に慣れるために、先輩や先生に遠慮なく声をかけてほしい。一緒に関わり合って、学校生活を楽しみながら成長していこう」と歓迎した。

　新入生の代表生徒は「３つの約束を大切に、多くの友達や思い出をつくるとともに、苦手なものも克服するために精いっぱい頑張りたい」と抱負を述べた。

(学校 2023-04-19付)