道高校長協会第１回理事研　協働、バランス大切に　５年度活動方針案など協議

（学校 2023-04-19付）

　道高校長協会は１４日、札幌市内の道第二水産ビルで第１回理事研究協議会を開いた。５年度の活動方針や５月９日に開催する総会・前期研修会、文教施策に関する要望書の作成方針などを協議した。

　開会式の冒頭、宮澤一会長代行があいさつ。新学習指導要領によるカリキュラム開始やＢＹＯＤによる１人１台端末の導入など前年度の取組を踏まえ、働き方改革を推進しつつ一層の教育環境の改善や学校の課題解決を図る必要があると強調。山積する教育課題に対処するために校長同士の関係性やネットワークの必要性に触れ、各部会・連盟・支部内における横のつながりや理事同士の緊密な連携の重要性を説いた。

　その上で①５年度公立高校長人事②５年度活動方針案③不祥事・ハラスメントの根絶④管理職の発掘・育成―の４点を説明。活動方針案として「北海道の新たな時代を拓く高校教育の創造～令和の日本型学校教育が目指す教育の実現」を掲げ、支える、備える、責める、育てるの「４Ｓ」を引き続き推進するとともに、「協働」と「バランス」を重視する考えを示した。

　議事に入り、５年度の活動方針案など総会・前期研修会における提出議案を協議。６年度文教施策に関する要望書の作成に当たってはアンケート結果をもとに重点要望を選定し、内容を固めることを確認した。

(学校 2023-04-19付)