高教研が総会・第１回研究協　１月に６０周年記念大会　役員改選　相沢会長を再任

（道・道教委 2023-05-11付）

高教研総会・研究協議会開催

　道高校教育研究会（高教研）は８日、ホテルライフォート札幌で５年度総会・第１回研究協議会を開催した。来年１月１１日に札幌市内のカナモトホールで６０周年記念大会、１２日に教科別集会の開催を盛り込んだ事業計画などを決定した。役員改選では、市立札幌旭丘高校長の相沢克明会長を再任した。

　冒頭、相沢会長があいさつ。例年開催している研究大会が６０周年を迎えることについて「本年度の大会をポストコロナの新たな第一歩としたい」と話した。子ども・教職員数の減少を踏まえ「従来どおりの会計規模を確保して進めることは困難。持続可能な高教研にしていくために改善と見直しを進めていきたい」と抱負を述べた。

　議事では、４年度活動報告、事業実施報告などを承認したほか、５年度役員、事業計画、活動計画などを審議した。

　役員改選では、相沢会長を再任。新事務局長には、市立札幌旭丘高の蒲生崇之副校長を選出した。

　研究主題は「北海道の新たな時代を拓く高等学校教育の創造」の継続を確認。事業計画には、来年１月１１日に札幌市内のカナモトホールで６０周年記念大会、１２日に教科別集会を開催することを盛り込んだ。記念大会では、全体集会での３人の異分野研究者による「鼎談型全体講演」を実施するほか、全体講演要旨集「高教研全体講演６０年の軌跡」を発行する予定。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝相沢克明（市立札幌旭丘校長）

▽副会長＝宮岡勝郎（札幌琴似工業校長）、西岡憲廣（札幌山の手校長）、成田豪（石狩翔陽副校長）―新、杉本式史（市立札幌新川副校長）―新

▽監事＝矢田春義（市立札幌新川校長）、阿部敏幸（札幌東商業副校長）―新

▽事務局長＝蒲生崇之（市立札幌旭丘副校長）―新

(道・道教委 2023-05-11付)