稚内市教育研究会が総会　会長に齊藤氏　潮見が丘中　１１月１７日に研究大会開催

（札幌市 2023-05-17付）

稚内市教育研究会総会

　【稚内発】稚内市教育研究会は１０日、稚内南小学校で総会を開催した＝写真＝。本年度の運営計画案や事業計画案などを審議。研究主題は前年度から継続し「地域に根ざし、確かな学力を身に付け、心豊かにたくましく生きる児童生徒の育成」と設定。事業計画では、１１月１７日に稚内東小学校と稚内東中学校で研究大会を開催することを決定した。また、役員改選では、新会長に潮見が丘中学校の齊藤康輔校長を選出した。

　開会に当たり、和田浩会長があいさつ。「現場では様々な課題があるが、子どもの未来を見据えた教育の実現が常に求められている。各部会での積極的な意見交流に取り組んでほしい」と呼びかけた。

　議事では、前年度の事業・会計・監査報告を行い、一括で承認。引き続き、本年度の運営計画案と事業計画案を審議した。

　研究主題は、前年度から継続し「地域に根ざし、確かな学力を身に付け、心豊かにたくましく生きる児童生徒の育成」とした。運営の重点では①部会運営の活性化を目指し創造的に取り組む②事務局体制の強化③稚内市教育研究所、管内教育研究組織・団体との連携強化―の３つを設定した。

　事業計画では、１１月１７日に稚内東小と稚内東中を会場に研究大会を開催することを決定。このほか、５月、６月、８月、１０月、１１月に一斉部会、課題別学校間交流は６月２日と１２月１日の２回を予定している。

　役員改選では、新会長に潮見が丘中の齊藤校長を選出した。

　新役員あいさつに立った齊藤会長は「今の子どもたちは不透明な社会で生きていく能力が必要。そのためには、私たちが仲間とつながり、学び合うことで子どもの成長と未来につながる。より良い研究会にしていきたい」と力強く宣言した。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。

　　＝全て新任、敬称略＝

▽会長＝齊藤康輔（潮見が丘中校長）

▽副会長＝工藤真（声問小校長）、中村繁仁（天北小中校長）、細谷隆志（稚内東中校長）

▽事務局長＝佐々木玲（稚内中央小教頭）

(札幌市 2023-05-17付)