道立図書館　学校向けサービス刷新　本年度から直接申込可　サポートブックスなど各種

（道・道教委 2023-05-26付）

　道立図書館は５年度から各種学校向けサービスをリニューアルした。従来、市町村立図書館等や市町村教委を通して申し込んでいた学校図書館支援事業やサポートブックスの申し込みについて、本年度から学校からの直接申し込みを開始。図書館未設置の市町村、司書不在の図書館への支援も拡大する。

　道立図書館では、学校図書館への支援を運営の重点の一つとして位置付け、学校図書館の運営や利活用の活性化、市町村立図書館等と学校との連携を支援する図書館活動支援事業や、図書・イベント用資料等の貸し出し、市町村立図書館等や学校図書館の活動を支援する支援貸出事業など様々な活動を行っている。

　従来、市町村立図書館等や市町村教委を通して申し込んでいた学校図書館支援事業と支援貸出事業の「サポートブックス」について、本年度から学校からの直接申し込みを開始。市町村立図書館等を経由した申し込みも引き続き受け付けている。

　市町村支援も様々な様式での受付を開始。電話・メール・ＦＡＸなど、様々な方法で運営相談を受け付け、必要な情報やアドバイスをタイムリーに届ける。

　また、重点活動支援を「重点サポート」にリニューアル。図書館未設置の市町村や司書不在の図書館への支援を拡大するほか、研修会等への講師派遣や情報提供も継続して行う。

　支援貸出事業では、子ども向けバリアフリー資料「サポートブックス」において「大きな文字の青い鳥文庫」と「バリアフリーセット」を新たに用意。毎年好評を博している「理科読セット」も最新の資料に内容を更新している。

(道・道教委 2023-05-26付)