児童会館等の障がい児・医ケア児 1167人を受け入れ 札幌市 4月末受入状況(札幌市 2023-06-28付)
札幌市子ども未来局は、児童会館・ミニ児童会館における障がい児および医療的ケア児の受け入れ状況をまとめた。4月末現在、障がい児は219ヵ所で1163人、医療的ケア児は4館で4人を受け入れている。
23日の子ども・子育て会議放課後児童健全育成事業部会で示したもの。
市は、児童生徒の放課後の生活を豊かにすることなどを目的に児童会館を109館、小学校の余裕教室を活用したミニ児童会館を90館設置。このほか、市の助成を受ける民間児童育成会が43ヵ所、民間が運営する放課後児童健全育成事業所が6ヵ所ある。
障がい児の受け入れ状況をみると、児童会館では100館で550人、ミニ児童会館では87館で562人が利用。民間児童育成会では30ヵ所で49人、放課後児童健全育成事業所では2ヵ所で2人を受け入れている。
市によると、特別支援学級の増に伴い、利用する児童数が年々増加傾向にあるという。受け入れに当たっては、専門的知識等を有する放課後児童支援員等を配置し、安心して利用できる環境を整備している。
医療的ケア児は、二条はるにれ児童会館、発寒南さくら児童会館、星置児童会館、北野平小学校ミニ児童会館の4館でそれぞれ1人ずつ受け入れている。
市は、市立小・中学校における看護師配置事業と関連させ、2年度から児童会館およびミニ児童会館に看護師を配置している。本年度は配置回数を1回増やし、土曜日を含めた週6回としている。
(札幌市 2023-06-28付)
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