札幌市教委　４年度公務災害認定　２８件大幅増の１２７件に　小１４件増７１件、中１２件増４２件

（札幌市 2023-07-11付）

公務災害認定件数（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市教委は、４年度公務災害認定状況をまとめた。認定件数は１２７件で、前年度と比べ２８件と大幅に増加した。校種別にみると、小学校で１４件増の７１件、中学校で１２件増の４２件などとなった。市教委は、引き続き公務災害の防止を呼びかけていく考え。

　件数はことし３月３１日までに認定されたもの。

　認定件数は前年度比２８件増の１２７件で、大幅な増となった。校種別では、幼稚園が３件増の５件、小学校が１４件増の７１件、中学校が１２件増の４２件、高校が１件減の５件、特別支援学校が１件増の３件、中等教育学校が１件減の１件となっている。

　状況別では、通常職務が最多の７７件。体育授業が１４件、部活動指導が１０件、学校行事が８件、出張・研修が１件、中・昼休みが７件、その他が１０件だった。

　傷病別にみると、骨折が最多の３０件で、１７件増加。打撲が１３件増の２９件、捻挫が１２件増の２４件、挫創が１５件減の１３件、靱帯が３件増の１２件、切創が４件減の１１件、熱傷が１件増の５件、アキレス腱が増減なしの３件と続き、その他が５件増の２０件だった。

　年代別では、２０代が２５件、３０代が２７件、４０代が２８件、５０代が３３件、６０代が１３件、７０代が１件だった。

(札幌市 2023-07-11付)