留萌緑丘小　川の自然観察会　河川環境への関心高める　水質や水生生物を調査

（学校 2023-07-13付）

緑丘小川の自然観察会

　【留萌発】留萌市立緑丘小学校（秋葉良之校長）の４年生２５人は４日、留萌市内の幌糠水辺の楽校で開発局留萌開発建設部の川の自然観察会に参加した。川の水質調査や水生生物調査を実施。留萌川の水質や住んでいる生物について理解を深めた。

　留萌開建では、７月の河川愛護月間の行事の一環として実施。身近な自然環境に接することで川に親しみ、河川環境への関心を高めることをねらった。

　同校では総合的な学習の時間として実施。川の危険について学ぶことをねらいとした。また、水質調査や生物調査を通して身近な川について知る機会とした。

　この日、留萌開建の職員から川の危険性や遊ぶときの注意事項について説明を受けたあと、２班に分かれて簡易水質調査と水生生物調査を実施した。

　簡易水質調査では、水素イオン濃度指数や化学的酸素要求量などを用いた調査や生物が暮らせる基準などについて説明を受けた上で、留萌川の水質を調べた。

　また、水生生物調査では、留萌川に生息する魚をパネルで確認したほか、水の中にいる昆虫などの実物を観察した。

　このあと、魚を捕まえる道具について説明を受けた上で留萌川でタモ網を使って魚を捕まえ、その生態を観察した。

(学校 2023-07-13付)