秋篠宮ご夫妻　高校生と交流　高校生活動　１年の軌跡伝える　踊り・演奏にお褒めの言葉

（道・道教委 2023-07-25付）

高校生と交流される秋篠宮ご夫妻

　秋篠宮ご夫妻は２１日から２日間、５年度全国高校総体（インターハイ）への臨席と胆振東部地震の復興状況視察のため、本道に来訪された。

　ご夫妻がそろって来道されるのは平成１５年以来２０年ぶり。２１日の旭川市内道北アークス大雪アリーナでは、総合開会式に先駆けて行われた少林寺拳法の演舞を観戦された。

　２２日は札幌市内北海きたえーるで開催された総合開会式に出席したあと、札幌プリンスホテル国際館パミールで高校生との交流に参加。道内の高校生たちが、１年間を通して取り組んできた高校生活動をパネルで説明した。この日に備え生徒たちは説明方法や礼儀作法の練習に取り組み、さっぽろ雪まつりでの雪像制作や季節ごとのＰＲイベント、キーホルダーなどのオリジナル記念品、特別支援学校生徒による来場者へのおもてなし作品をパネルで紹介。岩見沢農業高校の生徒は、総合開会式の会場を彩った草花について説明した。

　つぎに札幌西高校のダンス同好会と札幌白石高校の吹奏楽部の生徒がダンスと演奏を披露し、ご夫妻の目や耳を楽しませた。

　ご夫妻は生徒一人ひとりに言葉をかけられ、コロナ禍の影響や日々の練習などについて質問。ご夫妻の言葉に生徒の笑顔があふれる一幕も。

　交流後、生徒たちは「とても優しく朗らかな印象で、明るい雰囲気の中で話すことができた」「（ダンスや演奏に）“とても素晴らしかった”と褒めていただき、私たちもうれしい気持ちになった」と振り返った。

　このあと胆振東部地震の復興状況を視察。厚真町総合ケアセンターで土砂災害地区を訪れたほか、つたえり公園では復興・森林再生祈念植樹会に出席し、厚真町、安平町、むかわ町の小中学生との植樹に取り組まれた。

(道・道教委 2023-07-25付)