垣根越えて活発に交流　道高校教頭・副校長会オホ支部研究協

（関係団体 2023-08-16付）

道高校教頭・副校長会オホ支部研究協

　【網走発】道高校教頭・副校長会オホーツク支部（中西正志支部長）は８月初旬の２日間、北見北斗高校で夏季研究協議会を開いた。管内高校・特別支援学校の副校長・教頭ら約３０人が参加。研究発表や講話、研究協議などを通して、高校と特別支援学校の垣根を越えて活発に交流した。

　管内高校および特別支援学校の連携を図るとともに、各校における管理運営・教育指導上の諸問題について研究協議および情報交換を深め、教頭・副校長としての資質の向上と各校の教育活動の充実を図ることが目的。管内特別支援学校教頭・副校長会と共催し、特別支援学校の副校長、教頭を参加対象に加えた。

　中西支部長は初日の開会あいさつで、地域連携が重要であることを話し、協議会が充実したものになることを期待した。

　開会式のあと、本年度の当番校である北見北斗高の平野道雄校長が「“学校管理職の育成指標”を考える～チームをチームでマネジメント」をテーマに講話。教員と管理職に求められる資質や能力の違いとして、管理職は特に「教育理念とリーダーシップ」「経営ビジョンを構想する力」「危機管理能力」が必要と訴えた。各校の副校長・教頭らの考えを互いに話し合い、発表することで有意義な協議とした。

　２日目は、大空高校の清水大策教頭が「“１００年時代”を生きる本物の力を育てる、新しい教育～北海道大空高等学校の挑戦」と題して研究発表。十勝教育局の塚本宏之主幹が「地域連携・地域協働の進め方」と題して講義した。

(関係団体 2023-08-16付)