札幌市教委　教職員理解促進へ　動画「ＣＳナビ」を公開　校内研修で積極的活用を

（札幌市 2023-08-22付）

　札幌市教委は、札幌らしいコミュニティ・スクール（ＣＳ）案について教職員に学んでもらおうと、動画「ＣＳナビ」を制作した。ＣＳの概要について解説する「ホップ」、ＣＳの取り組み方について紹介する「ステップ」の２つの動画を今月からユーチューブで限定公開している。市教委は、校内研修での積極的な活用などを呼びかけている。

　市教委は、小中一貫した教育を基盤としたＣＳを６年度以降順次導入する予定。札幌らしいＣＳの在り方検討委員会による熟議の結果を踏まえ、現在、推進計画の策定に向けた検討を進めている。

　導入を控えた今、ＣＳに関する教職員一人ひとりの理解促進を目的に、札幌らしいＣＳ案について学べる動画「ＣＳナビ」を制作した。

　「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の３段階の動画を用意する予定で、今月からホップ、ステップの２つを先行配信。本年度末まで視聴可能となっている。

　ホップでは「札幌らしいＣＳ案について知ろう」をテーマに、ＣＳの仕組み、なぜＣＳを導入するのか、札幌らしいＣＳ案の概要について説明している。

　ステップでは「札幌らしいＣＳ案の取り組み方を知ろう」をテーマに、家庭や地域と共にある学校づくりの推進に向けて重要となるポイントについて、事例などを交えながら解説している。

　ジャンプについては、３学期ごろの配信を予定している。

(札幌市 2023-08-22付)