校長室から　―未来育む札幌の学校―　生徒の安心を成長につなぐ　札幌市立明園中学校

（札幌市 2023-08-23付）

伊東美智恵校長

▼わが校の強み

　「おはようございます！」、一礼する生徒たちが元気に登校。生徒は純朴で明朗。素直な子は伸びると言われますが、教職員が語りかける言葉に素直に反応し、前向きに頑張る生徒たちが本校の宝です。

　そして、生徒の話に積極的に耳を傾け、今どんなアドバイスや支援が必要なのかを考え、常に前向きに行動する教職員も本校の宝であり、強みです。

▼生徒の成長に向けて

　「全ての子どもたちが安全で、安心できる学びの場所としての学校に～いつか誰かの役に立つ自分づくり」をスローガンに、教職員一丸となり生徒たちを支え、応援しています。

　部活動での熱い指導に懸命に応えようと仲間と協力し努力する生徒たち。学校行事では学級での困難を乗り越え、より良いものを目指し、団結して頑張ります。そのそばには、試行錯誤しながら支え続ける教職員の姿があります。生徒の安心が成長につながると確信しています。

▼授業づくりの工夫

　本年度は、校内研修テーマを「“思考・判断・表現”と“主体的に学習に取り組む態度”の指導と評価の充実」と題し、各教科、課題探究的な学習を中心に、ＩＣＴ等を効果的に使用した授業実践を行っています。特に、生徒の興味・関心に重点を置き「伝える力・表現する力」を育むための仕掛けを多く取り入れた授業づくりを心がけ「分かる、できる、楽しい授業」を目指し、生徒が主体となる授業を展開しています。

▼教職員への思い

　学校では、楽しく仲間と共に一生懸命に活動する生徒たちですが、バックグラウンドはみな違います。一人ひとりの境遇をしっかりと理解し、いつもそばに寄り添い、優しい言葉、時には将来を見据えてのアドバイスなど毎日言葉がけをし、生徒を支えている本校の教職員には心から感謝しています。

　これからも、チーム明園として、生徒たちの成長のためにできることを共に考え、教職員同士が協力し、生徒たちと「いつか誰かの役に立つ自分づくり」を目指した教師集団でありたいと思います。

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