道　５年度学校基本調査速報値　１７校減２７４９校に　義務教育学校６校増２６校

（道・道教委 2023-08-30付）

　道は、５年度学校基本統計調査（学校基本調査）の本道分速報値を公表した。道内の学校（園）数は前年度と比べ、１７校少ない２７４９校、在学（園）者数は１万４１７人少ない５８万２１２１人。一方、義務教育学校の学校数は６校増の２６校、幼保連携型認定こども園が２２園増の３１９園といずれも創設以降、増加し続けている。

　学校基本調査は、学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的に昭和２３年度から実施している。

　調査対象は、幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校、専修学校、各種学校で全数を調査。調査期日は５月１日。

　５年度の道内における学校（園）数は、前年度比１７校減の２７４９校。このうち、幼稚園が前年度比１６園減の３３１園、小学校が１７校減の９４９校、中学校が１０校減の５６３校、高校が２校減の２７０校などとなった。

　増加した校種をみると、幼保連携型認定こども園が２２園増の３１９園、義務教育学校が６校増の２６校でいずれも過去最多となっている。

　道内の在学（園）者数は１万４１７人減の５８万２１２１人。うち小学校が６１５１人減の２２万１２２１人で昭和５８年度から連続で減少。中学校が１４７３人減の１１万９１１４人で、昭和６２年から減少が続いている。

　一方、義務教育学校は８３０人増の３５８７人、幼保連携型認定こども園は２１２２人増の３万８７００人でいずれも過去最多となった。

(道・道教委 2023-08-30付)