資質・能力向上へ研鑚　留萌管内小中教頭会　研修会議

（関係団体 2023-09-06付）

留萌管内小中学校教頭会研修会

　【留萌発】留萌管内小中学校教頭会（小林剛会長）は８月上旬、小平町文化交流センターで第１回教頭研修会議を開いた。留萌教育局の佐藤充彦企画総務課長が働き方改革や教職員の服務について説明したほか、留萌管内小中学校長会の石田正樹会長が「教頭に伝えたいこと」と題して講話。研修を通して教頭としての資質・能力の向上を図った。

　あいさつに立った小林会長は、過日開催された全公教研究大会石川大会からこれからの教師像・教頭像として、ファシリテーターのみならずジェネレーターとしての役割、ＰＤＣＡサイクルのみならずＯＯＤＡループの手法の必要性などが話題に上がったことを紹介。研修を通して「多くの学びとともに今後の学校運営の活力を得てほしい」と呼びかけた。

　留萌局の高橋義臣次長が祝辞。予測困難な時代であることに触れ「子どもたちのたくましく生き抜いていく力を育てるため、時代を超えて変わらない価値のあるものを大切にしながら、時代の変化とともに変えていく必要があるものを的確かつ迅速に対応していくことが必要」と述べた。

　続いて、佐藤企画総務課長が働き方改革と教職員の服務について講話した。働き方改革については、道教委の学校における働き方改革道アクション・プランについて説明。業務の効率化につながる好事例や課題などを紹介した。

　このあと、留萌管内小中学校長会の石田会長が「教頭に伝えたいこと」と題して講話した。

(関係団体 2023-09-06付)