働く車　かけるかな　タイヤショベル題材に写生会　赤平小

（関係団体 2023-09-13付）

赤平小写生会

　【岩見沢発】赤平市立赤平小学校（疋田博和校長）は８月下旬、同校でタイヤショベルを題材に写生会を実施した。地元企業・植村建設㈱が授業に協力し、重機を用意。４年生４５人は地域を支える働く車を観察してスケッチに取り組んだ。

　同社は、赤平小から「まちの暮らしを支えている土木工事に使用する重機を観察し、授業の一環として描かせてもらいたい」という依頼があったことから、４年生の図工の授業にタイヤショベルを学校へ持ち込んだ。

　当日、タイヤショベル１台を用意。この日は熱中症警戒アラートが発令されていたため、児童たちは学校支給のタブレットで撮影を行ってから、室内に戻りスケッチした。

　はじめに、資機材・総合事業部の渡部修之次長が説明。「タイヤショベルは除雪のほかに、砂利を集めたり、積み込んだりしている。皆さんの安全・安心のために役立っている」と説明し、地域の発展に欠かせない建設産業の役割や重要性を子どもたちに伝えた。

　児童たちは、間近で目にしたことのない重機の迫力に驚き「近くで見ると思っていた以上に大きい」「あちらこちらに傷がついている」などと感想を述べた。

　植村正人社長は、地域で子どもたちの成長を見守ることの重要性を強調。「重機を見て、建設業がどうやって地域住民の生活を守っているか感じてほしい。写生会が有意義な時間になれば」と話した。

(関係団体 2023-09-13付)