留萌高　創立１００周年記念式典　新たな歴史、価値を　魅力ある学校づくり推進

（学校 2023-10-20付）

留萌高校１００周年記念式典

　【留萌発】留萌高校創立１００周年記念事業協賛会（対馬健一会長）と留萌高校（瀧澤共喜校長）は１４日、同校で創立１００周年記念式典を挙行した。同校生徒や同窓生、来賓ら約６００人が出席し、伝統ある同校の歴史の節目を祝った。瀧澤校長は将来にわたって学び続け、持続可能な社会のつくり手を育成する、より一層魅力ある学校づくりに取り組むことを誓った。

　同校は大正１３年に留萌町立留萌中学校として開校。平成３０年に留萌千望高校と統合した。校訓「心も高く　身も健やかに」のもと、新しい価値を創造し、未来を切り開く人材を育むことを目標に教育活動を推進。これまで約３万５０００人の卒業生を輩出している。

　式辞で瀧澤校長は諸先輩や地域住民の取組によって１００周年を迎えることができたことに触れ「将来にわたって学び続け、持続可能な社会のつくり手を育成する、より一層魅力ある学校づくりに取り組んでいきたい」と話した。

　生徒たちに対しては「諸先輩が築き上げてきた歴史と伝統の重みを感じつつも、留高で学んでいることを大切にし、新しい歴史をつくり、地域において新しい価値をつくる人になってほしい」と呼びかけた。

　対馬会長は同校の歴史に触れた上で生徒たちに対し「高校生活、人生を前向きに歩んでほしい」と呼びかけた。

　来賓祝辞では、道教委の倉本博史教育長や中西俊司留萌市長が登壇。倉本教育長はこれまでの優れた教育実践を踏まえ、優しさとたくましさを兼ねそろえた生徒の育成に尽力することを求めた。

　生徒代表あいさつでは生徒会長の齋くるみさんが登壇。「留萌高校の誇れる人を目指し、先輩や後輩と共に本校の発展に努めていく。１００年という長い時間をかけ、先輩たちが積み上げてきた歴史がこの先も何十年と留萌高校に刻まれていることを心から願っています」と話した。

　このあと、同校吹奏楽部が記念演奏を行った。

(学校 2023-10-20付)