道心の教育推進キャンペーン月間　２管内でフォーラム　２日オホーツクで開催

（道・道教委 2023-10-31付）

　ハートに、じーん。探してごらん、優しい気持ち―。１１月は、北海道心の教育推進会議（会長・倉本博史道教委教育長）が実施する北海道心の教育推進キャンペーン強調月間。本年度は心の教育推進フォーラムを渡島とオホーツクの２管内で開催。渡島では１０月７日に開いた北斗市青少年育成大会で児童生徒が「わたしの近くのＳＤＧｓ」「伝えたい、大切なもの」について各自の考えを発信した。オホーツクでは、１１月２日に「ＴＯＫＯＲＯ未来プロジェクト」を行い、基調講演やワークショップを通して、常呂町の未来について考える。

　協議会は、平成１０年５月に道、道警本部、道教委の３者で組織。毎年１１月を強調月間とし、命を大切にする心、他人を思いやる心、美しいものに感動する心など、豊かな心を育む大切さを家庭、学校、地域、企業、団体などに普及・啓発する活動を展開している。

　期間中は、子どもに関するイベント、広報や印刷物などにシンボルマークとキャッチフレーズを掲載し、キャンペーンの普及・啓発を図っている。

　心の教育推進フォーラムは、推進会議事業として毎年度開催しているもの。本年度は渡島とオホーツク管内が会場として選ばれた。　渡島では１０月７日に北斗市総合文化センターを会場に北斗市青少年育成大会を開催。北斗市内の児童生徒がテーマ「わたしの近くのＳＤＧｓ」「伝えたい、大切なもの」について各自の考えを発信したほか、渡島教育局教育支援課の柴田快憲社会教育指導班主査が「こども基本法」の基本理念を踏まえた視点から講話・講評を行った。

　オホーツクでは、１１月２日に常呂高校で「ＴＯＫＯＲＯ未来プロジェクト」を実施。内閣府地域活性化伝道師・総務省地域力創造アドバイザーの佐藤太紀氏を講師に招き、基調講演「人をたくましくする地域～地域課題を自分事として考える」を行うほか「常呂の未来を本気で考える」をテーマにワークショップを展開する。

(道・道教委 2023-10-31付)