３３人の功績たたえる　札幌市　５年度市民表彰式

（札幌市 2023-12-05付）

　札幌市は１１月２８日、社会教育や自治振興などの分野で長年にわたってまちづくりに貢献した市民をたたえる「５年度さっぽろ市民表彰式」を開いた。青少年の健全育成に貢献した白石地区青少年育成委員会副会長の佐藤淳一さんや、札幌北野少年少女合唱団代表の室内文さんら３３人に表彰状を贈呈した。

　さっぽろ市民表彰式は、市政、自治振興、産業経済、社会教育の４つの功労者を表彰するもの。ことしは計３３人を選出した。

　社会教育功労表彰の受賞者は４人で、佐藤さんは青少年の健全育成に尽力したほか、白石地区ネットワーク協議会の副会長を務め、学校やスクールガードと地域を結ぶ取組に力を注いだ。

　室内さんは、自主演奏会を開催するなど地域の文化活動の振興に貢献。このほか、吟詠団体鳳扇会会長の鈴木富美子さん、箏曲指導者の竹内佐登和さんを表彰した。

　札幌パークホテルで執り行った表彰式では、秋元克広市長が受賞者一人ひとりに賞状を贈った。「まちの発展のために第一線で活躍してくださり大変心強い。これからもパートナーとして良好なまちづくりを進めていければ」と述べた。

(札幌市 2023-12-05付)