道家庭教育サポート企業等制度　鶴居村内２者と協定　釧路局　管内計１７８者に

（道・道教委 2023-12-13付）

（左から）佐々木社長、村上会長、泉野局長

　【釧路発】釧路教育局は７日、鶴居村内の村民福祉センター「あすぽっと」で道家庭教育サポート企業等制度協定の締結式を執り行った。（株）佐々木建設と社会福祉法人鶴居村社会福祉協議会の２者と締結。サポート企業は釧路管内で１７８者、村内で４者となった。

　同制度は、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等と協定を締結し、相互に協力して、北海道における家庭教育の一層の推進を図るもの。

　この日は、釧路局の泉野将司局長らがあすぽっとを訪問。角田淳社会教育指導班主査が制度の概要などを説明したあと、佐々木建設の佐々木泰三社長と村社会福祉協議会の村上泰夫会長が協定書にサインした。

　泉野局長は「佐々木建設は高校生のインターンシップ受け入れや、村内小中学生の職場体験、鶴居村社会福祉協議会は小・中学校の福祉教育に関する授業の講師などの活動に努めている」と紹介した上で「今後も家庭教育の一層の推進のために力添えを」と期待した。

　佐々木社長は「職場見学や職場体験は、実際の企業を自分の目で確かめられる貴重な機会。今後も子どもたちのためになるような活動を継続していきたい」、村上会長は「子どもたちが普段の生活や学校で学ばないこと・やらないこと、笑顔になれるような活動を続けていきたい」と意気込みを語った。

　釧路局は「今後も地域の活性化につなげていけるように、制度を活用していきたい」と話した。

(道・道教委 2023-12-13付)