緑化活動啓発作品コンクール　恵庭恵明中　佐藤さんが最優秀　田中石狩局長が表彰状伝達

（学校 2023-12-18付）

恵明中・緑化作品コン伝達式

　恵庭市立恵明中学校（吉本浩志校長）は１３日、同校で緑化活動啓発作品コンクールの表彰状伝達式を行った。３年生の佐藤麻莉菜さんが最優秀賞（北海道教育長賞）を受賞。石狩教育局の田中賢一局長が表彰状を手渡した。

　道内の小・中・高校の児童生徒を対象にして、森林や緑に関するポスター原画・標語の作品を広く募集し、また顕彰することで、郷土の森林や緑の大切さ、緑化活動などへの参加を啓発することを目的としている。

　コンクールは、公益社団法人北海道森と緑の会が主催。

　本年度は、ポスター原画が２４校から１２７点、標語が１４校から４３７点寄せられた。

　ポスター原画・中学校の部では、佐藤さんが制作した「きらめく」が最優秀賞（北海道教育長賞）、北広島市立広葉中学校の杉山紗織さんが優秀賞を受賞。佐藤さんは「緑の募金で利用されるものだから緑色の色彩感にこだわったほか、明暗の作り方に注意して制作した」と話した。また、受賞に際して「１年生の頃から毎年応募していた。３年生になって初めて最優秀賞を受賞できてうれしい」と喜びを語った。

　表彰状を手渡した田中局長は「絵を描く人は心を素直に表現できる人だと聞いたことがある。今回はきっとその結果が表れた。今後も応援している」と話した。

　吉本校長は「佐藤さんは自分でやろうと思って応募した。主体的に作り上げた作品だからこそ心がこもっているし、評価される」と述べた。

(学校 2023-12-18付)