高い志へ努力忘れずに　札幌市立小・中が終業式

（札幌市 2023-12-26付）

　札幌市立小・中学校で２５日、２学期の終業式が行われた。児童生徒たちは今学期の取組を振り返り、待ちに待った冬休みに入った。

　市教委によると、この日終業式を行ったのは、小学校全１９６校、夜間中学を含む中学校全９６校、義務教育学校１校。

　市立石山中学校（木村嘉宏校長、２８２人）では、全校生徒が体育館に集まった。

　校歌を歌ったあと、生徒を代表して２年３組の小田明璃さんが作文を朗読。２学期は学校祭が印象的だったと言い、仲間と協力することの大切さをあらためて実感したと語った。３学期に向けては「後輩から頼りにされる先輩になりたい」と抱負を語った。

　続いて木村校長が全校生徒に向けて「高い志を持ち、それに向けて学習していく努力を忘れないでほしい。一人ひとりが目標を決めて心に念じ、新しい年を迎えて」と呼びかけ、それぞれのさらなる成長に期待を寄せた。

　式後はそれぞれの教室に戻って学級活動を行った。３年３組の教室では、担任から通知表が手渡され、受け取った生徒たちは早速成績を確認した。

　年明けの授業は、中学校と義務教育学校で１月１５日、小学校と夜間中学の市立星友館中学校で２２日から始まる。

(札幌市 2023-12-26付)