札幌豊明高等支援　出張販売会　自信作いかがですか　市役所で元気良く接客

（札幌市 2024-02-05付）

　市立札幌豊明高等支援学校（小山学校長）は１月中旬、札幌市役所１階のカフェスペースを活用し出張販売会を開いた。服飾ものづくり科の１年生７人が元気良く接客し、自ら製作した縫工製品を販売した。

　市役所１階の「元気カフェ」は、運営事業者入れ替えのため昨年１０月からことし３月まで一時休止中となっている。

　所管する市保健福祉局は、障がいのある生徒の就労体験機会創出や障がい者理解促進などに向けて空きスペースを活用した取組を推進しており、今回は札幌豊明高等支援にコラボ出張販売会を提案。

　服飾ものづくり科の生徒が作業学習で製作した、エプロン、ポーチ、トートバッグなど２６種類の縫工製品を販売した。

　服飾ものづくり科から有志の１年生７人が参加し、レジ、袋詰め、商品説明などの役割分担で接客に当たった。生徒たちは「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などと元気良くあいさつし、訪れた市民に対応した。

　参加した山本大輔さんは「袋詰めのとき、お客さんを待たせないようレジ袋を先に準備しておくよう気を付けた」、北川陽人さんは「なかなかない機会なので、いい経験になった」などと感想を話した。

　同校は今月１３～１９日にも、地下鉄大通駅コンコース内の元気ショップで「豊明フェアｉｎ元気ショップ」を行い、縫工製品を販売する。

(札幌市 2024-02-05付)