札幌市６年度予算案の教育関連事業②

（札幌市 2024-02-02付）

▼学校教育部

▽義務教育児童生徒遠距離通学助成＝５６００万円

▽高校等生徒通学交通費助成＝１６００万円

　石狩管内の高校等に通う生徒の通学交通費助成の実施。

▽高校改革推進（レベルアップ）＝２５００万円

　進路探究学習の推進、広報活動を支援する市立高校コンシェルジュの配置、大通高校の外部人材活用など。

▽外国語指導助手関係（レベルアップ）＝８億１４００万円―１７３人

▽算数学び「ｂｅｙｏｎｄ」プロジェクト推進（レベルアップ）＝１億４６００万円

　全市立小学校、義務教育学校の５・６年生における学びのその先を考えた学習モデルの作成など。

▽義務教育学校関係＝４００万円

　福移学園への時間講師の配置、定山渓地区、真駒内地区、厚別南・青葉地区における義務教育学校の開校準備など。

▽子どもの体力・運動能力向上＝１６０万円

　子どもの体力・運動能力の向上に向けた、学校における体育・健康に関する指導、取組への支援。

▽帰国・外国人児童生徒教育支援推進（レベルアップ）＝８４０万円

▽人間尊重の教育推進＝１８０万円

　「人間尊重の教育」の推進における子どもの自治的な活動および個別の人権課題への取組に対する支援。

▽コミュニティ・スクール推進（レベルアップ）＝４３０万円

▽不登校児童生徒のための新たな学びの場整備（新規）＝１９００万円

　教育支援センターのオンラインコースやサテライトの開設および新たな学びの場の設置検討など。

▽特別支援教育＝８２０万円

　市立高等支援学校２校への就労支援コーディネーター（各校１人）の配置等。

▽学びのサポーター活用（レベルアップ）＝２億３８００万円

▽医療的ケア児への支援体制推進（レベルアップ）＝１億１１００万円

　医療的ケアが必要な児童生徒等が安全・安心に学校生活を送るための看護師配置。

▽スクールカウンセラー活用（レベルアップ）＝３億１７００万円

▽スクールソーシャルワーカー活用（レベルアップ）＝６８００万円

▽部活動改革推進（レベルアップ）＝１億２００万円

　顧問の確保が困難であり、部活動の継続または新設が難しい中学校に対する部活動の運営・技術指導を行う外部人材の派遣。

▽相談支援パートナー（レベルアップ）＝２億２８００万円

　不登校の子どもや家庭に対するきめ細かな支援を行う相談支援パートナーおよび担当区の小・中学校の不登校支援についての指導助言等を行う相談支援リーダーの配置。

▽進路探究学習オリエンテーリング＝１０００万円

　専修学校・各種学校と連携した夏休み期間等における中学生対象の職業体験講座の実施。

▽観察・実験アシスタント（レベルアップ）＝１２００万円

　小学校の理科の学習における観察・実験活動費の充実を目的とした外部人材の活用。

▽いじめ対策・自殺予防（レベルアップ）＝５６００万円

　教職員への研修、関係機関との連携協力会議の開催、ネットパトロールの実施、心の健康観察やいじめアンケートに係るアプリの導入など。

▽学校図書館活用促進（レベルアップ）＝１億２１００万円

　学校図書館の活用を促進し、児童生徒の読書活動の充実を図ることを目的とした図書館の環境整備等を担うボランティアの派遣および学校司書の配置。

▽地域ぐるみの学校安全体制整備推進＝１０００万円

　スクールガードによる登下校時の見守り活動の実施など。

▽教育データの利活用推進検討（新規）＝２０００万円

　ダッシュボードで可視化した学習履歴や心身の健康に関するデータ等の教育活動における有効性の検証。

▽特別支援教育地域相談推進（レベルアップ）＝７７００万円

　特別な教育的支援を必要とする子どもに係る相談等の支援を総合的に行う体制の整備。

▽市立幼稚園預かり保育＝７３００万円

▽幼児教育相談・支援体制推進＝２１００万円

　幼児教育センター、研究実践園等における地域教育相談および私立幼稚園等に対する訪問支援の実施。

▽奨学金支給（レベルアップ）＝１億６５００万円―支給者数１９００人

▼中央図書館

▽図書館ＤＸ検討（新規）＝９００万円

　利用者の利便性向上および図書館業務の効率化に向けた図書館ＤＸの調査検討。

▽こども本の森開設準備（新規）＝１３００万円

　「仮称・こども本の森」の開設に向けた基本方針の策定、広報活動の実施など。

▽読書チャレンジ・子どもの読書活動推進＝６１０万円

　図書館デビュー事業、小中学生向けキャリア教育事業の実施など。

(札幌市 2024-02-02付)