給食の窒息事故防止へ 手引参考に指導徹底を 文科省
(国 2024-03-01付)

 文部科学省は2月27日付で学校給食における窒息事故防止を呼びかける事務連絡を関係者に送付した。26日、福岡県みやま市内の小学校で児童がウズラの卵をのどに詰まらせて死亡した事故を受けた対応。

 文科省の「食に関する指導の手引」では、未然防止の指導や事故発生時に食べ物を除去する応急手当の方法を示しており、これらを参考に指導を徹底するよう求めた。

 過去にはパンの早食い、白玉団子やプラムによる窒息事故が発生。水分が少ないものや飲み込んでしまう可能性がある球状の食べ物には十分な注意を呼びかけている。

(国 2024-03-01付)

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