1定道議会代表質問(3月1日)ラーケーション 関係団体意見聴取(道議会 2024-03-05付)
1日の代表質問では、子どもが家族と校外学習を行うために学校を休むことができる「ラーケーション」が取り上げられた。
ラーケーションは「ラーニング」と「バケーション」を組み合わせた造語。保護者の申請によって欠席とならない日を設け、子どもが保護者と共に体験活動や探究の学びを実施できる。愛知県が制度を導入し、茨城県はことし4月から導入を予定。
倉本教育長は、自然体験や地域の魅力の再発見など普段できない体験ができる利点に触れつつ、実施に当たっては地域の実情に応じた環境整備が必要と答弁。また、学校現場においては制度を活用できる子どもとできない子どもが混在して公平性に欠けるほか、ラーケーション取得後の学習保障や教員の業務負担を考慮する必要があるなどの意見もあるとし「先行実施をしている他県等の取組結果や校長会、PTAなどの関係団体の意見を伺うなどしながら、子どもたちにとってより良い学びについて検討していく」と述べた。
赤根広介議員(北海道結志会)の質問に答えた。
(道議会 2024-03-05付)
その他の記事( 道議会)
道議会一般質問(5日) 学びの多様化学校 市町村の設置促進
5日の道議会一般質問で、学びの多様化学校が取り上げられた。 道教委の倉本博史教育長は、児童生徒の実態に即した柔軟な指導・支援によって、基礎学力の定着、社会性の育成、自己肯定感の向上など...(2024-03-07) 全て読む
道議会一般質問(5日) 教育課程編成手引 差別撤廃事例掲載へ
人権教育が取り上げられた。 倉本教育長は、高校の公共、政治・経済の各教科でハンセン病問題を題材に扱い社会の様々な分野における差別撤廃の努力を指導していること、一部の高校では道主催のセミ...(2024-03-07) 全て読む
1定道議会一般質問(4日) 高校入試出願手続 電子化へ検討開始
道教委の倉本博史教育長は4日の1定道議会一般質問で、高校入試における出願手続きの電子化に向けた検討を開始する考えを示した。今後他県の取組を情報収集するとともに、道内関係市町村教委と検討する...(2024-03-06) 全て読む
1定道議会一般質問(4日) 教員業務支援員 課題校に優先配置
スクール・サポート・スタッフの配置が取り上げられた。 倉本教育長は新年度の配置に当たり長時間勤務が特に課題となっている学校を優先するなど効果的な配置に努めていく考えを示し「様々な活用事...(2024-03-06) 全て読む
1定道議会一般質問(4日) 開設当初生徒の進路状況を調査 T―base
道高校遠隔授業配信センター(T―base)について質疑が行われた T―baseは開設後3年を経過し、開設当初に遠隔授業を受講してきた生徒が今春に卒業する。倉本教育長は、近日中に遠隔授業...(2024-03-06) 全て読む
1定道議会代表質問(2月29日) 外部窓口を一覧化 トラブル対応支援
倉本教育長は2月29日の代表質問で、学校が抱える様々なトラブルへの対応を支援するため、事案の対応窓口や手順等をまとめたマニュアルを新たに作成・配布する考えを示した。 学校単独で解決する...(2024-03-05) 全て読む
1定道議会代表質問(3月1日) 被災時集団避難で教職員資料作成へ
道教委の倉本博史教育長は1日の1定道議会代表質問で、大規模災害発生時の学校再開に向けた教職員用資料を新たに作成する考えを示した。児童生徒が集団で避難し学習を継続する際の安全確保や児童生徒の...(2024-03-05) 全て読む
道議会質疑 予算特別委員会(10月3日)
【Q 質問Question A 答弁Answer P 指摘Point out O 意見Opinion D 要望Demand】 【質問者】 ▼滝口直人委員(自民党・道民会議) 【答弁者】...(2024-02-29) 全て読む
道議会質疑 一般質問(9月27日)
【Q 質問Question A 答弁Answer P 指摘Point out O 意見Opinion D 要望Demand】 【質問者】 ▼真下紀子議員(日本共産党) ▼山崎真由美議員...(2024-02-28) 全て読む
道議会議員 小樽2校を視察 冷房整備へ現場の声聴取 端末活用の授業実践を見学
【小樽発】道議会文教委員会の委員10人は15日、小樽高等支援学校(児玉倫政校長)と小樽市立稲穂小学校(遠藤隆典校長)の2校を訪問し、随時調査を行った。冷房設備の整備に向けた課題を聴取したほ...(2024-02-22) 全て読む