手当認定事務等の円滑化へ道教委　研修用動画を配信　事務処理理解、時間削減に

（道・道教委 2024-03-05付）

　道教委は３月から、諸手当認定事務等に係るオンデマンド研修動画の配信を開始した。各種手当や旅費事務の業務遂行の注意点をまとめた５種類の動画を用意。市町村立学校の事務職員が空き時間を活用して視聴できる。動画の配信期間は４月３０日まで。

　諸手当認定事務や旅費事務の遂行に当たり提出書類に不備があった場合、訂正や添付書類の再提出など事務処理に時間を要し、手当・旅費の支給や支払いに遅延が生じるケースがある。

　事務処理に対する理解・認識を深めるとともに、諸手当認定事務等に要する時間の削減を図るため同動画を制作。動画は「単身赴任・寒冷地手当・共通事項編」「扶養手当・児童手当編」「住居手当・通勤手当編」「へき地手当に準ずる手当等」「旅費編」の５種類。３月改訂の「教職員事務ガイドマニュアル」を活用して研修に参加できる。

　これまで各管内で開催する研修会などで事務処理の留意事項を説明する機会は設けていたが、オンデマンド動画の配信式とすることで空き時間を活用して研修に参加できる。視聴時間は１０～２０分間程度で、届け出の書き方、ミスをしやすいポイントなどの注意事項を解説している。

(道・道教委 2024-03-05付)