公立高入選　再出願後の状況　全定計２万４３４１人　再出願者は計２１９３人

（道・道教委 2024-03-04付）

　道教委と札幌市教委は１日、６年度公立高校入学者選抜に係る再出願後の出願状況を発表した。一般出願者数は、全日制・定時制を合わせて２万４３４１人。全定合わせた全体平均倍率は０・９３倍で、出願変更後と比べて０・０１ポイント下降した。

　有朋高校を除く実募集人員は、全日制２万４４３８人、定時制１８３２人の合計２万６２７０人。一般出願者数の内訳は、全日制２万３４３３人、定時制９０８人。

　全日制をみると、倍率は０・９６倍で出願変更後と比べて０・０１ポイント下降。内訳は、普通科が横ばいの１・００倍、専門学科が０・０５ポイント上昇し１・２４倍、職業学科が０・０７ポイント下降し０・７８倍、総合学科が０・０２ポイント下降し０・９６倍だった。

　推薦・連携型入選で内定しなかった２０７２人のうち、再出願したのは２０４８人。うち当初と同じ学科へ出願したのは１８６０人、当初と異なる学科へ出願したのは１８８人だった。

　募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が１０１校、専門学科が３校３学科、職業学科が５３校１０２学科、総合学科が１１校となった。

　倍率が１・５倍を超えた学校・学科数は、普通科が４校５学科、専門学科が３校３学科、職業学科が８校１２学科、総合学科が１校。

　再出願によって出願変更後より倍率が０・４ポイント以上高くなった学校・学科は、札幌国際情報・理数工学、函館工業・電子機械と電気情報工学、函館商業・流通ビジネス、旭川西・理数の４校５学科だった。

　一方、定時制の倍率は０・０４ポイント下降し０・５０倍。推薦で内定しなかった１６３人のうち、再出願したのは１４５人。うち当初と同じ学科に出願したのは１３９人だった。

　出願者数が募集人員を超えたのは、ニセコ・緑地観光と市立札幌大通の午前・午後・夜間の２校４学科だった。

　今後の日程は、学力検査があす５日、追検査が１３日、合格発表が１８日午前１０時。第２次募集の出願受付は２２～２５日午後４時３０分までで、２８日に第２次募集の合格発表を行う。

(道・道教委 2024-03-04付)