道教委 MA+CHプロジェクト 未来を担う人材育成へ 道立高14校 地学協働体制構築(道・道教委 2024-03-27付)
道教委は6年度から新たに地学協働まちづくり推進事業を実施する。5年度まで3ヵ年で実施してきた北海道CLASSプロジェクトの後継事業。「北海道MA+CHプロジェクト」と称して、道内14管内の道立高校に地学協働コーディネーターを配置し、地学協働体制の構築による多様な地域学校協働活動を支援。各校に仮称・地学協働コンソーシアムを設置し、多様な主体による活動を展開するほか、道内各地域で活躍する地域コーディネーターの資質向上、地域と学校が一体となった活動の活性化を図る。
事業は、地域と学校が共に学ぶ取組を通して、双方が連携・協働する体制を構築し、持続可能なまちづくりに資する本道の未来を創る人材を育成するもの。急激に変化する社会に主体的に向き合い、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となる人材を育成する。
事業の名称は「北海道MA+CHプロジェクト」。「学びや(MANABIYA)」と「地域(CHIIKI)」、「Mind to Ascent(地学協働の意識の向上)」と「Building Collaborative System(協働的な体制構築)in Hokkaido」の頭文字を取って「MA+CH(マッチ)」とした。
事業の推進に当たり、指定校として普通科および総合学科を設置する道立高校14校程度を指定。指定期間は6年度から3年間としている。
地学協働コーディネーターを道内14管内の道立高校(指定校)に配置。市町村の地域コーディネーター等と連携・協働し、小・中学校を含めた地学協働体制を構築するほか、地域住民の当事者意識の向上や地域課題を解決するための探究活動を支援する。
また、仮称・地学協働コンソーシアムを各指定校に設置し、多様な主体による活動を展開。地域住民が参画し、教育課程内外における多様な地域学校協働活動を展開するなど、高校生、地域の大人が一体となった地域学校協働活動を実践する。
このほか、道内各地域で活躍する地域コーディネーターの資質向上に向けた研修会や全道の地学協働の活性化を図る全道地学協働セミナーなどを開催する。
指定校は4月にも決定する見通しだ。
(道・道教委 2024-03-27付)
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