ほっかいどう未来チャレンジ基金　第７期生を募集開始　学生留学など４コース

（道・道教委 2024-04-03付）

　道は、１日から若者の海外留学を支援する「ほっかいどう未来チャレンジ基金」の第７期生の募集を始めた。大学生などを対象とした「学生留学」のほか、「スポーツ」「文化芸術」「未来の匠」の全４コース。学生留学では新たに２８日以上３ヵ月未満の短期留学も可能とした。

　同基金は道内企業などからの寄付金を活用し、海外留学に挑戦する若者を支援する事業で平成２９年度から始まった。新型コロナウイルスの影響で中止した令和２年度を除き、これまで４１人に支給している。

　本道の強みや優位性を生かし、地域の課題解決につながる学生を支援する学生留学コースは道内の大学生等（１８～３０歳）、他のコースは道内の居住者（１８～３９歳）が助成対象。

　留学期間は３ヵ月から１２ヵ月まで。助成内容は留学先によって異なるが、滞在費が最高１６万円、往復渡航費が最高２０万円、このほか授業料など上限３０万円となっている。

　採用人数は４コース全体で１０人程度。「学生留学」は在籍する大学への応募書類の提出が必要となる。

　従来の学生留学では２８日以上３ヵ月未満の短期留学コースを追加する。短期を希望する大学生のニーズに応えるとともに、ＩＴや半導体などの成長分野における人材の育成を図ることがねらいで、指導教員の推薦が必要となる

　締め切りは５月１０日。１次・２次面接を経て６月下旬に候補者を決定する。

　詳しい募集要項は同基金のホームページで発表している。

　問い合わせは、道総合政策部国際局国際課・電話０１１（２０６）７３８０まで。

(道・道教委 2024-04-03付)