道立学校の授業・校務改善へ　ＩＣＴ支援員が技術提案　夏以降、学校訪問を計画

（道・道教委 2024-04-18付）

　道教委の新規事業「道立学校ＩＣＴ支援員を活用した学校ＤＸ推進事業」が本年度からスタートする。４月中に全道立学校２５６校を対象としたアンケート調査を実施して現状を把握し、早ければ７月以降にＩＣＴ支援員と指導主事による学校訪問を開始。各学校の実情を踏まえ、ＩＣＴを活用した授業改善や業務の効率化につなげる。

　ＩＣＴの知見とノウハウを有するＩＣＴ支援員は、授業・校務における活用提案やトラブル対応など様々な面で貢献。

　６年度から開始する同事業は、全道立学校を対象にＩＣＴ支援員によるプッシュ型のコンサルティングを新たに開始し、ＩＣＴを効果的に活用した授業改善や学校における働き方改革の一層の推進を図ることを目的とする。

　事業期間は１年間。各学校の現状や今後の取組方針を踏まえ、最適な授業と校務におけるＩＣＴの効果的な活用方法をＩＣＴ支援員が訪問して提案する。

　４月中に全道立学校を対象としたアンケート調査を実施する予定で、各学校のＩＣＴ活用の現状や今後の学校の取組方針等を把握した上で技術提案の内容を整理する。

　７月以降、ＩＣＴ支援員と教育局等の指導主事が連携し、全ての道立学校を対象に各学校を訪問する予定となっている。学校の実情を踏まえたＩＣＴを活用した授業改善や校務効率化などに関する技術提案や指導助言を行う。

(道・道教委 2024-04-18付)