札幌市教委　５年度雪かきチョボラ　学校賞　太平南小など４校　プロスポネット賞３団体

（札幌市 2024-05-08付）

　札幌市教委は、５年度雪かきチョボラ・雪遊びチャレンジの結果をまとめた。学校賞に太平南小学校など４校、プロスポネット賞に東栄中学校ソフトテニス部と野球部など３団体が選ばれた。学校賞受賞校で順次表彰式を挙行しており、２０日には簾舞中学校で予定している。

　札幌らしい特色ある学校教育の一つ「雪国札幌らしさを学ぶ“雪”」に関わる取組として実施しているもの。

　学年ごとに設けられたチャレンジ時間以上の雪かきを期間内に１０回以上行うことで、ゴール到達者として認定。児童生徒が雪に親しみながら体を動かす習慣を身に付けるとともに、公共のために役立つ活動に主体的に取り組む意識の醸成を図っている。

　５年度の報告児童生徒数は１万４６３０人。

　小学４～６年生、中学校、高校対象の雪かきチョボラは、３１５５人が目標に到達。小学１～３年生対象の雪遊びチャレンジの目標到達者は１万１０９６人だった。

　有志グループなどによるボランティア除雪には、３グループ３７９人が参加した。

　５年度の受賞校・団体と概要はつぎのとおり。

▼学校賞

▽太平南小＝到達率４２・８６％

▽前田小＝同２２・８６％

▽手稲山口小＝同２２・０２％

▽簾舞中＝同２５・３５％

▼プロスポネット賞

▽東栄中ソフトテニス部、野球部

　学校前の公道において、消火栓やバス停の足場が悪くなっている場所を平らになるようにならし、歩道が歩きやすくなるように活動した。併せて、近隣の人へのあいさつなどを通して交流を深めた。

▽厚別中１年生、２年生、野球部

　１年生、２年生の全生徒が定期的に、グラウンドにあるドクターヘリのヘリポート発着場の雪踏みを行った。また、野球部員が、降雪時に数回同所の除雪を行った。

▽藻岩中生徒会ボランティア

　生徒会の保体常任委員会が中心となり、ボランティアを募り、校地・近隣の公園にある４ヵ所の消火栓付近の除雪を実施した。

(札幌市 2024-05-08付)