道教委　高大連携留学生派遣校　札幌月寒など１９校決定　９月稚内、釧路明輝皮切りに

（道・道教委 2024-08-20付）

　道教委は、高大連携「Ｈｏｋｋａｉｄｏ　Ｓｔｕｄｙ　Ａｂｒｏａｄ　Ｐｒｏｇｒａｍ」における６年度留学生派遣校として、札幌月寒高校など道立高校・中等教育学校１９校を決定した。９月４～６日に実施する稚内高校と釧路明輝高校を皮切りに順次交流を開始。大学に所属する留学生との交流を通して異文化への興味や関心、留学への意欲を高める。

　同事業は平成３０年度に開始。道内大学の留学生との交流や大学での講義などの受講機会を提供し、国際理解の促進と進学意欲の向上を図り、将来における本道のグローバル人材の育成を目指している。

　毎年、留学生の道立高校等への派遣・交流と、生徒の道内大学への派遣・交流の二つの事業を展開している。

　留学生の派遣は①英語を中心とする授業の学習サポート（質問対応、チーム・ティーチングなど）②授業への参加（和食の調理、柔道・剣道など日本文化への理解を深める授業）③ホームルーム活動における母国や研究内容の紹介④部活動への参加⑤生徒による英語での地域案内を深める活動―などを各学校が企画・決定する。

　本年度は、札幌月寒高など新規応募校４校を含む１９校に北海道大学と道教育大学函館校の留学生を派遣する。

　大学への生徒の派遣・交流事業は１０月１６～１８日の日程で北海道大、１１月８日に道教育大函館校で実施する予定。

　留学生の６年度派遣校はつぎのとおり。

▽滝川

▽札幌東

▽札幌月寒―新

▽札幌国際情報

▽千歳

▽登別明日中等

▽浦河

▽函館西

▽松前―新

▽上ノ国

▽旭川北―新

▽羽幌

▽稚内―新

▽常呂

▽雄武

▽鹿追

▽帯広柏葉

▽池田

▽釧路明輝

(道・道教委 2024-08-20付)