大空町教委 働き方改革AP改定 時間外在校等時間1ヵ月45h以内 部活動休養日等完全実施など(市町村 2024-08-21付)
【網走発】大空町教委は、学校における働き方改革「大空町アクション・プラン」を改定した。時間外在校等時間を1ヵ月で45時間以内、1年間で360時間以内にすることを目標とし、ICTの活用による校務効率化や部活動休養日等の完全実施などを重点的に実施する。
町教委は教職員自身がこれまでの働き方を見直し、子どもたちと向き合う時間を確保していくことは「質の高い学び」と「持続可能な学校」の実現につながるものとし、学校の「働きやすさ」と「働きがい」の両立を目指し、これまで以上に実効性のある取組を進められるよう同プランを改定。働き方改革の目指す理念を、これまでの働き方を見直し、教員が業務の質を高めるとともに、日々の生活や教員人生を豊かにすることで自らの専門性や人間性を高め、子どもたちに対して効果的な教育活動を行い教育の質を高めることとした。
時間外在校等時間を1ヵ月で45時間以内、1年間で360時間以内を目標に掲げ、教員一人ひとりが「変わってきた」と実感できる働き方改革の推進を目指す。また、具体的な取組として①校務の効率化と役割分担の推進②部活動指導に関わる負担の軽減③学校運営体制の見直しなどによる改善④意識の変容を促す取組⑤学校サポート体制の充実―の五つを設定。
このうち「ICTの活用による校務効率化の推進」「保護者・地域等との連携・協働」「部活動休養日等の完全実施」「教頭の業務縮減」「学校行事の精選・重点化」「働き方改革の意識を高める取組の推進」「メンタルヘルス対策の推進等」を重点的に実施する取組とした。
(市町村 2024-08-21付)
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