岩見沢で農ク全道実績発表大会　Ⅱ・Ⅲ類　旭農が最優秀　Ⅰ類帯農、活動発表は静内農

（関係団体 2024-08-30付）

学校農業クラブ実績発表大会

　【岩見沢発】日本学校農業クラブ北海道連盟主催の第７６回全道実績発表大会が２２日から２日間、岩見沢市民会館文化センターまなみーるで開かれた。道内３地域連盟の大会を勝ち抜いた１７校が研究成果を発表。分野Ⅰ類で帯広農業高校、分野Ⅱ類・Ⅲ類で旭川農業高校、クラブ活動発表で静内農業高校がそれぞれ最優秀賞に輝いた。

　大会は、日頃のプロジェクト学習の成果を発表し、クラブ員の科学性を高めるとともに、専門的な能力や態度を高めることが目的。クラブ活動発表においては単位クラブ活動を積極的に推進するため、問題解決のための自主的・積極的な態度と能力を養うとともに、クラブ員相互の親睦と連携を深めることとしている。

　大会スローガン「コブシを揚げ、新時代を切り拓け！～真夏に集う豪雪地帯で広がれ！農クの輪」のもと、北北海道から６校、東北海道から４校、南北海道から７校の計１７校２０４人が出場。２２日に分野Ⅰ類と分野Ⅱ類、２３日に分野Ⅲ類とクラブ活動発表で日頃の成果を発表した。

　審査の結果、分野Ⅰ類で帯広農業高、分野Ⅱ類・Ⅲ類で旭川農業高、クラブ活動発表で静内農業高がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。１０月２３、２４日に開催される第７５回日本学校農業クラブ全国大会岩手大会への出場権を得た。

　最優秀賞受賞と題名はつぎのとおり。

▼分野Ⅰ類

▽帯広農業高＝ダイズに対するＴｗｉｎｒｏｗ栽培が収量および受光態勢に及ぼす影響Ｐａｒｔ３

▼分野Ⅱ類

▽旭川農業高＝バガスで生まれる新たな資源循環型農業モデル～地球に優しい食料システムの実現を目指す活動

▼分野Ⅲ類

▽旭川農業高＝北方型稲作の更なる可能性の追求～旭農高日本酒プロジェクト「北の灘」地域の未来を繋げ

▼クラブ活動発表

▽静内農業高＝新時代への道しるべ～地域農業の未来を創る３つの戦略

(関係団体 2024-08-30付)