小中８２％、高校９８％に　道内学校施設の冷房設置率　全校種で大幅に上昇　文科省調査

（国 2024-10-02付）

６年度道内公立学校の空調（冷房）設備設置率（クリックすると拡大表示されます）

　文部科学省は９月３０日、公立学校施設の空調（冷房）設備設置状況調査の結果を公表した。札幌市を含む道内における冷房設備の設置率は小・中学校の普通教室で８２・６％、高校で９８・０％、特別支援学校で１００％となり、前回調査の２年前と比べ大きく上昇した。

　全国の公立学校を対象に普通教室、特別教室、体育館等における冷房設備（簡易型空調機器含む）の設置状況を調査。調査時点は９月１日現在。

　道内の公立幼稚園では保育室２５８室のうち２３２室に冷房設備を設置し、設置率は８９・９％に。保育室以外の諸室では６９・４％となった。

　小学校では普通教室１万１９８２室のうち９９８７室に冷房を設置。中学校では普通教室５５０５室に対して４４５６室に設置し、設置率は８割を上回っている。

　高校の普通教室では２３６５室のうち２３１８室に設置して設置率は９８・０％に。特別支援学校は保有室数１２６１室の全室への設置が完了した。

(国 2024-10-02付)