迅速な情報共有が大切　札幌市中学校長会　１０月例会

（札幌市 2024-10-21付）

札幌市中学校長会１０月例会

　札幌市中学校長会（秀島起也会長）は９日、ホテルライフォート札幌で１０月例会・研修会を開催した。祖根聖吾監査委員が中間監査報告を行い、会員間での迅速な情報共有が「会員一人ひとりの学校経営における判断のよりどころになった」などと評価した。

　開会あいさつに立った秀島会長は、９月５日に初開催されたさっぽろっ子サミットについて振り返った。

　生徒たちの活発な意見交流の様子を参観し「各学校における自治的な活動が根付いてきていると感じた」と報告。事業の充実に向けて「今後の進め方について各学校からの声をしっかり届けていきたい」と述べた。

　続いて、祖根監査委員が会務に係る中間監査報告を行った。

　会長をはじめ役員が市教委との連携に努め、会員間での素早い情報共有が行われたことについて「会員一人ひとりの学校経営における判断のよりどころになった」と評価した。

　また、例会・研修会における配布資料のペーパーレス化が実現し「情報管理や各部の負担軽減につながった。今後のさらなる工夫に期待したい」と述べた。

　一方、事務局員の業務の見直しを課題として示し「業務負担軽減は、校長会のさらなる発展につながることは明白」と対応を求めた。

　このあと、各部の担当者が所管事項などを報告。事務局は、現時点における７年度の校長会日程などを説明した。

　管理部は、本年度教育実習の終了報告や７年度に向けたアンケート結果などを示した。

(札幌市 2024-10-21付)