札幌光陽小　新校舎落成記念式典　未来の一歩踏み出そう　お祝いの会で踊りや合唱

（札幌市 2024-10-22付）

光陽小新校舎落成記念式典

　札幌市立光陽小学校（髙橋直之校長）は１１日、同校で新校舎落成記念式典とお祝いの会を挙行した。全校児童約５００人が出席し、踊りや合唱などを披露。新たな学び舎での学校生活に胸を膨らませた。

　同校は、昭和４３年度に開校し、ことしで開校５６周年を迎える。築５０年以上が経過した校舎の老朽化などを踏まえ、４年１０月に改築工事がスタート。ことし３月に新校舎が完成し、４月から新たな学び舎での学校生活が始まっている。

　式辞に立った髙橋校長は、新校舎を大切に使用することなどを呼びかけ「５６年の歴史と伝統を大切にしながら新しい時代を、子どもたち、保護者、地域、教職員が一つとなってつくっていこう」と述べた。

　ＰＴＡの青山直樹会長が祝辞（増田美穂副会長代読）。「新校舎には、地域の夢と希望があふれる未来の姿がある。新校舎でしっかりと学び、光陽小学校とこの街を大切に思う気持ちを忘れずに過ごしてほしい」と期待した。

　また、前年度に市の「おとどけアート事業」の取組として映像作家の佐竹真紀さんと児童が制作したスライドムービーを上映。校舎の歩みを振り返った。

　式典後のお祝いの会では、低学年、中学年、高学年の各ブロックに分かれ出し物を披露。新琴似音頭や光陽ソーランなどを踊り、新しくなった体育館で躍動した。

　最後に、同校で相談支援パートナーなどを務める長谷川徹さんが今回のために作詞作曲した「素敵な明日へ」を全校児童で合唱。「これからは　未来の一歩　踏み出そう」と新たな学びやと共に歩んでいく思いを一つにした。

(札幌市 2024-10-22付)