日本ＰＴＡ道ブロック研究協が大会　子育ての不易と流行は　分科会で実践発表・協議等

（関係団体 2024-10-30付）

日本ＰＴＡ北海道ブロック研究大会

　日本ＰＴＡ道ブロック研究協議会（道ＰＴＡ連合会・札幌市ＰＴＡ協議会）は１９日から２日間、千歳市内の北ガス文化ホールを主会場に第７１回日本ＰＴＡ道ブロック研究大会札幌大会を開催した。大会スローガン「大切にしたい子育ての神髄～子育ての不易と流行を考える」のもと、道内のＰＴＡ関係者が参加。分科会での実践発表・協議を実施し、地域を越えて交流を深めた。

　大会は同協議会主催、石狩管内ＰＴＡ連合会主管。大会主題を「地域や家庭で共に学び、支え合う社会の実現を目指して」とした。

初日は北ガス文化ホール、千歳市立千歳中学校、ＡＮＡクラウンプラザホテル千歳の３会場で分科会を実施。また組織・運営、家庭教育など七つのテーマに基づき提言発表・協議を行った。

　このうち特別第１分科会では「ＳＮＳとの上手な付き合い方を考える」をテーマに中学生による討論会を行い、ＳＮＳの適切な使用方法やトラブル回避のポイントを話し合った。

　２日目は北ガス文化ホールで全体会を挙行。主催者を代表してあいさつに立った後藤一樹大会長は、保護者と先生が良好な関係を築き、子どもたちの健やかな成長へとつなげるＰＴＡ組織の意義を強調。「子どもを愛する親や先生の思いは不変だが、時代に合わない活動や考え方は変えていく必要がある。今回の大会で皆さん一人ひとりの“不易と流行”を感じ、考えてもらえれば」と述べた。

　来賓あいさつでは、日本ＰＴＡ全国協議会の太田敬介会長（比嘉里奈副会長代読）らが祝辞を述べた。

　２日目は㈱植松電機代表取締役の植松努氏が「思うは招く、夢があればなんでもできる」と題して講演した。

(関係団体 2024-10-30付)