【解説】高卒就職内定率 59・8%(解説 2026-02-16付)
文部科学省は、8年3月高校卒業予定者の就職内定状況(7年10月末現在)をまとめた。道内高卒者の就職内定率は59・8%で、前年同期と比べ0・4ポイント上昇。道外企業の就職者の割合は8・13%で0・75ポイント上昇した。
調査は、高校生の就職問題に適切に対処する参考資料を得るために、国公私立の高校、中等教育学校を対象に昭和51年度から実施。
道内の高卒予定者3万4384人のうち、就職希望者は男子3589人、女子2290人の計5879人。このうち道内企業希望者は5493人、道外は386人だった。
内定者数は、道内企業が3230人、道外企業が286人の計3516人。内定率は59・8%で、全国平均(76・0%)を16・2ポイント下回っている。男女別では、男子が59・7%、女子が60・0%だった。
都道府県別にみると、三重県(88・2%)、愛知県(87・1%)、富山県(84・9%)、福島県(84・3%)、福井県(83・4%)が上位として挙がった。一方、最も低かったのは沖縄県(53・4%)で、北海道、千葉県(63・3%)、神奈川県(65・2%)、高知県(67・1%)、東京都(68・4%)と続いた。
全国の学科別では「看護(90・2%)」「工業(88・6%)」「商業(80・9%)」「情報(78・7%)」「福祉(77・6%)」「水産(77・2%)」「家庭(77・2%)」「農業(76・8%)」「総合学科(73・1%)」「普通(62・2%)」の順に高い。前年度との比較では、看護、情報、普通以外の学科で低下した。
道労働局によると、昨年12月末現在における新規高校卒業者に対する道内求人数は1万7303人で、前年同月から4・7%減少。地域別では前年同期と比べ7・5%増加した釧路をはじめ、北見、函館、紋別、千歳で増加した一方、他の全ての地域で減少している。
(解説 2026-02-16付)
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