新会長に長谷川氏（有朋高校事務長）　道公立学校事務職員協会が総会

（関係団体 2015-08-10付）

道公立学校事務職員協会総会・長谷川新会長

　道公立学校事務職員協会は四日、ホテルライフォート札幌で第六十八回定期総会を開催した。役員改選を行い、新会長に有朋高校の長谷川謹也事務長＝写真＝が就任した。

　冒頭、長谷川謹也会長代行があいさつ。全国事務職員協会の活動状況について、長野県が新たに休会となり、一府七県一市が休会していること、来年度の全国大会は徳島県で開催すること、道内の三人の事務長が三十年勤続により表彰を受けたことを報告した。

　さらに本年度の全道大会から各支部の負担を軽減する目的で研究発表の規模を縮小したことも話し、「研究大会の質を低下しないよう本部・支部連携のもとに研究活動を続けたい。事務職員にとって研究活動は資質の向上に大きく寄与するものであり、研究大会が意義あるものとなるよう努力していく」と強調した。

　議事に移り、二十六年度の事業、決算を報告したほか、二十七年度の事業計画を決定。第二回評議員研究協議会は十二月中旬に札幌南高校、理事研究協議会は九月中旬、十一月中旬、来年三月中旬に札幌南高校で行う。

　役員改選では、新会長に有朋高校の長谷川事務長が就任。長谷川会長は、事務改善に伴い、学校事務職員が担うべき業務内容が変化していること、事務室の職員定数の削減、職員構成の変化などについてふれ、「皆さんの意見を踏まえて、時代の流れ、環境の変化に対応した事業活動への検討を進め、事務職員協会の活動の柱は研究活動であるというスタンスは変えることなく、見直すべき部分は見直しながら取り組みたい」と意気込みを語った。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝長谷川謹也（有朋高事務長・新）

▽副会長＝英雅則（真駒内養護事務長・新）、鈴木肇（岩見沢高等養護事務長・新）

▽事務局長＝水本靖（札幌西高事務長・新）

▽監事＝郷家和弘（札幌啓成高事務長・新）、矢吹操枝（札幌新川高事務長）

(関係団体 2015-08-10付)