道教委が各地でイングリッシュ・キャンプ―オホーツク　英語漬けの５日間に　小・中学生ら３０人参加

（道・道教委 2015-08-18付）

ネイパル北見でイングリッシュ・キャンプ

　【網走発】道教委は一日から五日間にわたり、ネイパル北見を会場に「北海道イングリッシュ・キャンプ」を開催した。管内の小・中学生など約三十人が参加。英語漬けの生活を通して、異文化や英語に親しんだ。

　同取組は、ＡＬＴや留学生等とオールイングリッシュによる体験活動を通して英語力を高め、国際感覚を磨くことが目的。

　①英語を使って相手の考えを理解したり、自分の考えを伝えたりすることの喜びを体感する②他国の異なる文化や習慣への理解を深める③英語を使ったコミュニケーションの大切さを学ぶ―の三点をねらいとしている。

　一日目はアイスブレイクのあと、キャンプで使用する英語表現などを学び野外炊事を実施。二日目からは、最終日に発表する劇のストーリーを確認したほか、レッスンやテスト、フィールドワーク、ＡＬＴ等によるプレゼンテーションを実施した。

　三日目は、常呂の自然を体験するフィールドワークのほか、通訳案内士の仕事を学ぶなどのキャリア学習を行った。四日目は、最終日に備えて英語劇の練習などに時間を費やした。

　最終日は、これまでの成果発表として、ビギナーコースで「おおきなかぶ」の英語劇、チャレンジコースで外国人観光客らに対して北海道の魅力を紹介する劇を披露した＝写真＝。保護者や、オホーツク教育局の田中宣行局長はじめ職員らが見守る中、参加者は堂々と英語で演技した。

(道・道教委 2015-08-18付)