道教委の本年度どさん子元気アップチャレンジ　児童生徒の運動機会創出　オール北海道で４事業実施

（道・道教委 2015-08-18付）

　道教委は、児童生徒が運動に親しみ、楽しく運動する態度の育成や体力の向上を図る「どさん子元気アップチャレンジ」をリニューアルした。本年度は、①学校部門と家庭・地域等部門で行う「短縄跳び全道大会」②各学校の一校一実践などの取組を写真で紹介する「一校一実践で元気いっぱい！フォトコンテスト」③各管内の特性や状況に応じて、独自の取組を行う「管内どさん子元気アップチャレンジ」④プロスポーツクラブや企業などと連携して行う「地域で元気アップ！」―を実施し、学校や家庭、地域などオール北海道で運動機会の創出を図る。

　道教委では、児童生徒が運動に親しみ、楽しく運動する態度の育成や体力の向上を図るため、二十二年度から同事業を実施している。

　本年度は、学校や家庭、地域などオール北海道で運動機会の創出を図ることを主眼に、事業をリニューアルした。

　対象は、道内の公立小学校・中学校・中等教育学校（前期課程）・特別支援学校（小・中学部）の児童生徒。

　実施するのは、「短縄跳び全道大会」「一校一実践で元気いっぱい！フォトコンテスト」「管内どさん子元気アップチャレンジ」「地域で元気アップ！」の四事業。

　「短縄跳び全道大会」は、三分間の制限時間内に短縄跳びの一回跳び（一回旋一跳躍）が何回できるか競うもので、学校部門と家庭・地域等部門で実施する。

　学校部門は、九月三十日までの前期、十月一日～二十八年二月十九日の後期に分かれて、児童生徒がそれぞれ短縄跳びにチャレンジ。前期は九月一～三十日、後期は二十八年二月一～十九日のエントリー期間内に記録を申告する。

　家庭・地域等部門は、八月三十一日までのⅠ期、十二月二十四日～二十八年一月二十九日のⅡ期に実施。Ⅰ期は八月三十一日まで、Ⅱ期は二十八年一月十八～二十九日に申告する。

　記録は、部門・学年別に道教委のホームページで公表。学校部門では、上位者への表彰も行う。

　「一校一実践で元気いっぱい！フォトコンテスト」は、各学校で実施している一校一実践などの創意工夫を凝らした取組で、児童生徒が楽しく運動している様子をコメント付の写真で紹介する。

　十二月に各学校から募集。どさん子元気アップチャレンジ実行委員会で選考し、表彰する。

　「管内どさん子元気アップチャレンジ」は、本道の広域性を踏まえ、各教育局ごとに、管内の特性や状況に応じて、独自の取組を実施する。

　実施時期は十一月～二十八年二月。

　「地域で元気アップ！」は、プロスポーツクラブや企業などと連携して実施。コンサドーレ札幌やエスポラーダ北海道など、従来から連携している団体に加え、レバンガ北海道や道体育協会などとも連携した取組を検討し、実施していく。

　道教委では、これら四事業を通し、オール北海道で児童生徒の運動機会の創出を図っていく考え。

(道・道教委 2015-08-18付)