留萌市が第２回総合教育会議開催　教育大綱案を全会一致で承認　いじめ・不登校で協議行う

（市町村 2015-08-28付）

留萌市第２回総合教育会議

　【留萌発】留萌市は十九日、市役所で本年度第二回総合教育会議を開催した＝写真＝。留萌市教育政策大綱案を承認し、大綱の制定に向け事務手続きを進めていくことを確認。前年度の小・中学校におけるいじめ・不登校状況に関する調査結果と推移についても協議し、今後の課題等について認識を共有した。

　この日は、高橋定敏市長や麻林敏弘教育長ら六人が出席。はじめに高橋市長があいさつし、「より安心安全で、子どもたちが夢と希望を持てるような教育環境をつくっていかなければならない」との考えを示した。

　議事に移り、教育政策大綱案と総合教育会議運営規程案について協議。大綱案については第一回で示された素案から内容に変更はなく、「確かな学力の向上を目指す教育の推進」「社会の変化に対応した教育の推進」など七つの戦略プログラムを設定した大綱案を全会一致で承認した。

　総合教育会議運営規程案についても承認し、会議の招集は概ね年二回とすることなどを確認した。

　そのほか、前年度の小・中学校におけるいじめ・不登校状況に関する調査結果と推移について協議。高橋市長は、「子どもが学校に通える環境を一日でも早くつくっていくのが我々の責任。力を合わせ、子どもを守るという意識をもって取り組んでいかなければ」と話した。

(市町村 2015-08-28付)